おしらせ

学びに遅すぎることはない ― サージカルガイド研究に挑む、再建医療への新たな一歩

この記事でわかること

・サージカルガイド研究に取り組む背景
・大学で学び直すことを決意した理由
・再建手術におけるサージカルガイドの可能性
・年齢にとらわれず学び続けることの意味

なぜこの取り組みをしているのか

「ワクワクが止まらない」とは、まさに今の気持ちそのものです。

現在、サージカルガイドのさらなる研究に取り組む中で、
このたび大学に研究生として入学願書を提出する決意をしました。

年齢的には、いわゆる“年金を受け取る世代”にあたります。
それでも強く思うのです。
「学びに遅すぎることはない」と。

これまで現場で積み重ねてきた経験を、
あらためて学問として整理し、深めることで、
より確かな形で医療に還元したい。
その思いが、この取り組みの原点です。

具体的な内容・仕組み

現在研究しているサージカルガイドは、
再建手術において大きな可能性を秘めた技術です。

・より精密に
・より短時間で
・より確実に

手術の精度と安全性を高め、
医師・患者双方の負担を軽減できる可能性があります。

大学では、若い学生の皆さんとともに基礎から学び直しながら、
これまで現場で培ってきた経験や感覚を融合させ、
実践に生きる研究として形にしていきたいと考えています。

実際のお声・反応

研究生として学ぶ決意をお伝えすると、

「その年齢で学び直すのはすごいですね」
「そこまで本気で取り組んでいるとは思いませんでした」

といった声をいただくことがあります。

ですが私自身は、
特別なことをしているという意識はありません。

ただ、
「もっと良くしたい」
「まだできることがある」
その気持ちに正直に向き合っているだけなのだと思います。

どんな人に知ってほしいか

・再建医療やサージカルガイドに関心のある医療関係者の方
・ものづくりと医療の融合に可能性を感じている方
・年齢や立場を理由に、新しい挑戦を迷っている方

好奇心と情熱があれば、
人生はいつからでも始められる。

そう信じて、
これからも研究と実践の両輪で、
医療に貢献できる道を探求し続けていきたいと思います。

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すぎちゃん

杉本 雄二(すぎもと・ゆうじ)プロフィール
エピテーゼサロン綴 代表。
歯科技工士/日本歯科技工学会 評議員/技工士教育・研究開発にも精力的に取り組む。
1984年に富山歯科総合学院 歯科技工士科を卒業後、石川県立中央病院 歯科口腔外科に勤務。
1994年に歯科技工所「デントニウム」を開設、2003年には法人化。
以来、歯科技工だけでなく、再建医療・審美分野への応用技術に取り組み、
人工乳房・耳・指などのエピテーゼ製作やカスタム手術ガイドの開発も行っている。
■ 主な役職歴
• 2014〜2020年:石川県歯科技工士会 会長
• 2022年〜:石川県歯科技工士連盟 会長
• 日本歯科技工学会 評議員
• 第41回日本歯科技工学会 準備委員長
• 2016〜2018年:日本歯科技工士連盟 理事
■ 海外発表・国際活動
• 2013年:国際歯科技工学会(韓国)にて発表
• 2017年:ベトナム国際セミナー「歯科医療に貢献する歯科技工」参加
• 2018年:アメリカ審美学会(AEED)にて発表
• 2019年:台湾・台南歯科医師会総会に招待参加
• 2025年:国際歯科技工学会 ポスター発表(優秀賞受賞)
■ 特許・共同研究実績
• 2011年:歯科用インプラントに用いるジグ(特許取得)
• 2022年:指エピテーゼの関節機能に関する共同研究(国立石川高専)
• 2024年:人工乳房の開発(金沢工業大学と共同研究)
• 2024年:口唇口蓋裂患者向け、ホッツ床とエピテーゼ一体型新技術の開発
________________________________________
「医療技術と美しさの両立」を目指して、患者一人ひとりのQOL向上に寄与する技工を日々探求中。
現在は、技工と形成外科・再建医療の融合分野にも取り組みながら、
後進育成や地域の医療連携にも力を注いでいる。

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