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遠方でも「人工耳(義耳)」が作れる|非対面で届いた“はじめての左耳”

「はじめての左耳」

この記事でいう「耳エピテーゼ」は、小耳症などで耳の形を補うための“人工耳(義耳)”のことです。

遠方にお住まいの方や、小さなお子さまの負担を減らしたいご家族に向けて、
スマホでの写真撮影とオンライン相談で進める「非対面(遠方対応)の耳エピテーゼ製作」を行っています。

この記事でわかること

  • 遠方のご家庭へ、非対面で人工耳(義耳)を製作した事例
  • ご自宅に届いた日のご家族の声と、起きた変化
  • 非対面製作の流れ(何を準備する?どう進む?)
  • 成長期の再製作や継続支援(tsuzuru-絆の会)

結論:遠方でも「人工耳・義耳」は作れます(非対面対応の概要)

  • 方法:スマホ写真+LINE/Zoomで相談 → サロンで製作 → 郵送でお届け
  • メリット:来店回数を減らし、移動負担を軽くできる
  • 相談:公式LINE または TEL:076-287-3182

非対面製作(遠方対応)を始めた理由

特に小さなお子さまの場合、耳介再建(自分の組織で耳を作る手術)は、成長に合わせて行うことが多いとされています。一般的には、反対側の耳がほぼ大人と同じ大きさになる頃(目安として小学5年生以降)に検討され、実際には中学生〜高校生の時期に手術を受けるケースが多くあります。

そのため、手術を受けるまでの間に「耳の見た目が気になる」「学校生活や写真のときに少しでも安心したい」と感じるご家庭も少なくありません。また、事情があって手術を受けない選択をされる方もいらっしゃいます。

私たちは、そうした期間に少しでも負担が少なくなるように、そして遠方にお住まいの方でも「作れる方法がある」と知っていただけるように、スマホでの撮影とオンライン相談で進める非対面製作(遠方対応)の仕組みを整えました。

耳エピテーゼ(人工耳・義耳)は、これまで直接来店して型どりや計測を行うのが一般的でした。
しかし、遠方にお住まいの方や通院の負担が大きい方にとって、何度も足を運ぶことはとても大変です。

そこで私たちは、自宅からでも安心して進められるよう、
非対面製作の仕組み(スマホ撮影・オンラインでのやりとり)を整えてきました。
離れていても、大切な「その人らしさ」を丁寧に形にすることを目指しています。

今回の事例:写真とオンラインのやりとりで製作し、ご自宅へ郵送

今回のつけ耳は、

  • ご家族から送られた写真
  • オンラインでのやりとり(LINE/Zoom)

をもとに製作し、完成品をご自宅へ郵送でお届けしました。

ご自宅から進められるため、

  • 通院しなくても製作できる
  • 遠方でも負担の少ない方法を選べる

というメリットがあります。

届いた日、ご家族から届いた嬉しいLINE

エピテーゼがご自宅に届いた日、ご家族からこんなLINEメッセージをいただきました。

「この度は迅速にお作りいただきありがとうございました!
先日到着いたしました!
娘も初めて自分の左耳がある姿を見て大変喜んでおりました✨」

小さなお子さまが、初めて“自分の耳”を鏡で見て笑顔になった瞬間を想像し、私たちも胸がいっぱいになりました。

つけ耳は、単に「形を作る」だけではなく、日々の安心感や前向きな気持ちを支える存在なのだと、改めて感じた出来事でした。

非対面製作の詳細(対象・準備・進め方など)は、専用ページでまとめています。
「遠方だけど相談していいのかな?」という方も、まずは情報だけでもご覧ください。

来店不要で作れる「人工耳(義耳)」|小耳症の方向け非対面製作の流れ
耳のエピテーゼ 非対面 製作|スマホ撮影で完結する遠方対応の流れ・料金・対応症例・ご家族の声・絆の会サポートまで徹底解説。来店不要で自然な仕上がりを目指す方へ。通院が難しい方や遠方にお住まいの方へ。 エピテーゼサロン綴では、対面せずに耳エピテーゼを製作できる非対面システムをご用意しています。

どんな方に知ってほしいか

  • 遠方にお住まいで通院が難しい方
  • 来店が負担になっている方
  • 小さなお子さまの負担を減らしたいご家族
  • 人工耳(義耳)の新しい作り方を探している方

あなたの大切な日常が、少しでも快適で豊かになる選択肢のひとつになれば幸いです。

よくある質問(FAQ)

Q. 「つけている」と周りに分かりますか?

色見本やお写真を参考に、できる限り近い色味で自然さを重視して製作します。気になる点は事前にご要望を伺い、できる範囲で調整します。

Q. 遠方でも本当に進められますか?

LINEやZoomを使いながら、写真の撮り方や確認のポイントをご案内します。遠方の方もご相談いただけます。

Q. 子どもは成長しますが、どうなりますか?

成長に合わせて調整・再製作が必要になる場合があります。継続支援(tsuzuru-絆の会)も含めてご案内できます。

Q. まず何から相談すればいいですか?

「非対面で相談したい」と一言で大丈夫です。状況を伺い、進め方をご提案します。

お問い合わせ・支援のご案内

エピテーゼサロン綴では、スマートフォンを使った非対面でのエピテーゼ製作を行っています。
遠方にお住まいの方も、どうぞお気軽にご相談ください。

▶ お問い合わせはこちら
👉公式LINE または TEL076-287-3182

また、継続的なサポートを支えるtsuzuru-絆の会では、再製作費軽減や成長期対応の支援も行っています。
▶ tsuzuru-絆の会とは? 継続支援のしくみ → https://tsuzuru-kizuna.com/archives/545

非対面での耳再製作での 継続支援のしくみ

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すぎちゃん

杉本 雄二(すぎもと・ゆうじ)プロフィール
エピテーゼサロン綴 代表。
歯科技工士/日本歯科技工学会 評議員/技工士教育・研究開発にも精力的に取り組む。
1984年に富山歯科総合学院 歯科技工士科を卒業後、石川県立中央病院 歯科口腔外科に勤務。
1994年に歯科技工所「デントニウム」を開設、2003年には法人化。
以来、歯科技工だけでなく、再建医療・審美分野への応用技術に取り組み、
人工乳房・耳・指などのエピテーゼ製作やカスタム手術ガイドの開発も行っている。
■ 主な役職歴
• 2014〜2020年:石川県歯科技工士会 会長
• 2022年〜:石川県歯科技工士連盟 会長
• 日本歯科技工学会 評議員
• 第41回日本歯科技工学会 準備委員長
• 2016〜2018年:日本歯科技工士連盟 理事
■ 海外発表・国際活動
• 2013年:国際歯科技工学会(韓国)にて発表
• 2017年:ベトナム国際セミナー「歯科医療に貢献する歯科技工」参加
• 2018年:アメリカ審美学会(AEED)にて発表
• 2019年:台湾・台南歯科医師会総会に招待参加
• 2025年:国際歯科技工学会 ポスター発表(優秀賞受賞)
■ 特許・共同研究実績
• 2011年:歯科用インプラントに用いるジグ(特許取得)
• 2022年:指エピテーゼの関節機能に関する共同研究(国立石川高専)
• 2024年:人工乳房の開発(金沢工業大学と共同研究)
• 2024年:口唇口蓋裂患者向け、ホッツ床とエピテーゼ一体型新技術の開発
________________________________________
「医療技術と美しさの両立」を目指して、患者一人ひとりのQOL向上に寄与する技工を日々探求中。
現在は、技工と形成外科・再建医療の融合分野にも取り組みながら、
後進育成や地域の医療連携にも力を注いでいる。

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