💡AI書記がチームの生産性を変える!〜PLAUD NOTEを実践投入して感じたこと〜

前回のブログでは、学会や展示会での出会いの中で感じた「記録と対話の重要性」についてお話ししました。
今回は、その続編として、実際に導入した**AI搭載録音デバイス「PLAUD NOTE(プラウド ノート)」**を使ってみた体験談をお届けします。

「名刺だけでは伝わらない」会話の記録を、どうすれば確実に残し、チーム全体で活かしていけるのか。
この課題に対して、AIツールがどのようにサポートしてくれるのか。
使ってみての“リアルな感触”を率直にお伝えします。

🎤 44分間のミーティングで実力発揮!

先日、社内の業務改善ミーティングで初めてPLAUD NOTEを使用しました。
会議時間は約44分。
これまでは、誰かが手書きやパソコンでメモを取りながら進行していましたが、
その都度「会話の流れを止めてしまう」「記録係に負担がかかる」という課題がありました。

しかしPLAUD NOTEを使うと、録音ボタンを押すだけで準備完了。
会話に集中しながらも、終了後にはAIが自動で文字起こし・要約してくれます。

実際に確認してみると、
内容の整理や要点の抜き出しが非常に的確で、
まるでその場の空気まで読み取っているような自然さ。

「記録のために会話を止める」必要がなくなったことで、
チーム全体が“話すことそのもの”に集中できるようになりました。

💡 PLAUD NOTEはまさに“AI書記”

AIが自動でテキスト化・要約してくれるおかげで、
会議後の議事録作成は数分で完了

「あー」「えー」といった口癖も自動で削除され、
読みやすく整理されたテキストがすぐに共有できます。

これにより、誰が書記を担当するかを決める必要もなくなり、
全員が議論に集中できる生産的な時間が生まれました。

AIが人に代わって作業をする、というよりも、
「記録の精度を底上げしてくれる頼れる助手」——そんな印象を受けました。

🤔 それでも見えてきた課題

もちろん、使ってみて「ここはもう少し改善できそう」と感じた点もありました。
その一つが、“誰の発言か”が区別されないことです。

内容の正確さは十分ですが、
あとで読み返したときに「この意見は誰が言っていたのか」が分からないと、
振り返りや次のアクション設定の際に少し不便です。

ただ、この課題をきっかけに、ひとつのアイディアが生まれました。

🗣️ AIに“声を覚えさせる”という工夫

PLAUD NOTEには音声認識機能があるため、
最初に参加者が自己紹介を録音しておくことで、
AIが声の特徴を学習できるのでは?と考えました。

たとえば会議冒頭に:

  • 「〇〇です。本日はよろしくお願いします。」

  • 「△△です。議題について説明します。」

といった自己紹介を記録しておく。
これにより、AIが話し手の声の特徴を認識し、
発言者の推定精度が上がる可能性があります。

実際にこの方法を試したところ、
要約テキスト内でも発言の流れがより整理され、
“会話の誰が何を言ったか”が把握しやすくなりました。

📌 “AIに任せる”ではなく“AIと組む”

PLAUD NOTEを使ってみて改めて感じたのは、
AIは「人の代わり」ではなく、「人を支える存在」だということです。

たしかに、文字起こしの精度やスピードは人を上回る部分もあります。
ですが、AIが拾えない“ニュアンス”や“意図”を理解して編集するのは人の役割。

つまり、AIが土台を作り、人間が磨きをかける。
この組み合わせこそが、最も効果的な使い方だと思います。

AIをうまく活用できるかどうかは、
**「どれだけ人間が賢く使おうとするか」**にかかっている——
そんな実感を得ました。

🚀 活用の幅は無限大

今回の体験を踏まえ、今後は次のような場面でも活用を検討しています:

  • 学会・展示会での先生方とのやり取り記録

  • 患者さんとのカウンセリング内容のメモ

  • 電話やオンライン相談の記録

  • 自分の思考整理・アイデアメモ

医療・技工の現場では「言った・言わない」「確認した・してない」が
大きな誤解につながることもあります。

だからこそ、こうした記録ツールを使い、
情報の透明性と正確性を保つ仕組みを整えることが重要です。

それが、信頼を生み、ミスを防ぎ、
最終的には“安心して仕事ができるチームづくり”につながると感じています。

✍️ チームの成長とともに

最後に、PLAUD NOTEを教えてくれたスタッフに改めて感謝を。
「便利そうですよ」と何気なく共有してくれたその一言が、
今ではチームの働き方を大きく変えるきっかけになりました。

良い情報を共有し合い、
互いに学び合える職場であることを、改めて誇りに思います。

これからも、「人 × 技術 × チームの知恵」で
より良いものづくりと支援の形を追求していきたいと思います。

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すぎちゃん

杉本 雄二(すぎもと・ゆうじ)プロフィール
エピテーゼサロン綴 代表。
歯科技工士/日本歯科技工学会 評議員/技工士教育・研究開発にも精力的に取り組む。
1984年に富山歯科総合学院 歯科技工士科を卒業後、石川県立中央病院 歯科口腔外科に勤務。
1994年に歯科技工所「デントニウム」を開設、2003年には法人化。
以来、歯科技工だけでなく、再建医療・審美分野への応用技術に取り組み、
人工乳房・耳・指などのエピテーゼ製作やカスタム手術ガイドの開発も行っている。
■ 主な役職歴
• 2014〜2020年:石川県歯科技工士会 会長
• 2022年〜:石川県歯科技工士連盟 会長
• 日本歯科技工学会 評議員
• 第41回日本歯科技工学会 準備委員長
• 2016〜2018年:日本歯科技工士連盟 理事
■ 海外発表・国際活動
• 2013年:国際歯科技工学会(韓国)にて発表
• 2017年:ベトナム国際セミナー「歯科医療に貢献する歯科技工」参加
• 2018年:アメリカ審美学会(AEED)にて発表
• 2019年:台湾・台南歯科医師会総会に招待参加
• 2025年:国際歯科技工学会 ポスター発表(優秀賞受賞)
■ 特許・共同研究実績
• 2011年:歯科用インプラントに用いるジグ(特許取得)
• 2022年:指エピテーゼの関節機能に関する共同研究(国立石川高専)
• 2024年:人工乳房の開発(金沢工業大学と共同研究)
• 2024年:口唇口蓋裂患者向け、ホッツ床とエピテーゼ一体型新技術の開発
________________________________________
「医療技術と美しさの両立」を目指して、患者一人ひとりのQOL向上に寄与する技工を日々探求中。
現在は、技工と形成外科・再建医療の融合分野にも取り組みながら、
後進育成や地域の医療連携にも力を注いでいる。

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