このたび、「第34回 日本形成外科学会 基礎学術集会」にて、
関節機能付きの指エピテーゼを展示させていただくことになりました。
これまで私たちは、外見の再現を目的としたエピテーゼの製作に取り組んできましたが、
今回は一歩進んで、「見た目」だけでなく**「動き」**の再現にも挑戦しています。
関節が動くことで、より自然な形で日常のしぐさや所作を再現できる——
それは、多くの方々が望まれてきた、まさに次のステップでした。
この難しい挑戦を現実のものとできたのは、
tsuzuru-絆の会 副理事長・宮田様のご支援とご協力があってこそです。
宮田様には、エピテーゼ製作に欠かせない貴重なデータのご提供をはじめ、
試作段階から多方面にわたり惜しみないサポートをいただきました。
製作過程では、細かな調整や新しい試みが必要となる場面も多く、
一人の技術だけでは到底進められないような局面もありました。
そんなとき、宮田様のご理解とご協力が大きな支えとなり、
チーム一同、最後まで諦めることなく取り組むことができました。
関節機能を持つ指のエピテーゼは、単なる人工物ではなく、
「人の暮らしに寄り添う技術」の象徴でもあります。
その実現の裏には、医療・技工・患者支援が一体となって進める
“つながり”の力がありました。
今回の展示は、私たちエピテーゼサロン綴にとっても、
そしてtsuzuru-絆の会にとっても、新たな一歩です。
この取り組みを通じて、より多くの方に「外見ケアの可能性」や
「支え合いから生まれる技術の力」を感じていただけたらと思っています。
宮田様、改めまして心より感謝申し上げます。
これからも、技術と人とのつながりを大切に、
一つひとつの出会いを形にしてまいります。



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