2025年10月30日から11月1日にかけて、富山市の「富山国際会議場」にて
第13回 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会総会 が開催されました。

企業出展
この3日間、私たち エピテーゼサロン綴(tsuzuru) は、展示ブースの出展とあわせて、市民公開講座内の「出展企業PR」として講演の機会をいただきました。
今回の学会参加は、これまで私たちが培ってきたエピテーゼ製作や補綴技術と、形成外科・乳房再建という医療分野が交わる大切な“接点”に立つ機会であり、非常に意義深い時間となりました。
🏥 展示ブースでの活動とPR
展示会場では、私たちが取り組んできた 乳房エピテーゼ「やわび」シリーズ をはじめ、シリコーンパッドや人工ニップルなどを実際に手に取っていただける形で展示しました。
また、市民公開講座では、医療関係者の方々だけでなく一般の来場者の方にも向けて、エピテーゼがどのように日常生活を支え、どのように生活の質(QOL)の向上に貢献できるかをお話しさせていただきました。
ブースには多くの方がお立ち寄りくださり、
「こんなエピテーゼがあるんですね」「非対面でも相談できるんですか?」といった声をはじめ、
「乳房再建後の選択肢としてもっと知られてほしい」という前向きなご意見もたくさん頂戴しました。
特に印象に残ったのは、一般の参加者の方からの
「もっと知りたい」「選べるなら知っておきたい」
という言葉でした。
この一言が、私たちの活動の原点をあらためて思い出させてくれました。
「もっと知ってもらう努力を続けたい」「安心して相談できる場を増やしたい」——そう強く感じた瞬間でした。
📚 学会発表から学んだこと
学会では、形成外科・乳腺外科の先生方が行う発表にも多く触れることができました。
どの先生も、より自然で確実な乳房再建を実現するため、最新の技術と情熱を注がれており、その姿勢に深く感銘を受けました。
特に印象的だった点として、
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自家組織やインプラントなど複数の再建法を、患者さま一人ひとりに合わせて最適に選択していること
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手術の精度と仕上がりを高めるために、術前のシミュレーションや画像診断を積極的に活用していること
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見た目の自然さだけでなく、心理的ケアや日常生活への影響にも配慮していること
といった取り組みが挙げられます。
こうした医療技術の進化を目の当たりにしながら、私たちも「補綴技術を通じて医療の一翼を担う存在」として、より精度の高いものづくりと患者支援を行う必要があると感じました。
形を再現するだけではなく、患者さまの「これからの生活」を見据えた技術を届けること——
その使命を再確認できた学会でもありました。
🔧 今後の展開に向けて
今回の学会を通して、私たちは新たに次のような取り組みを進めていきます。
1️⃣ 展示物・情報発信のブラッシュアップ
ブースでいただいた「もっと知りたい」という声をもとに、パンフレット・動画・ウェブサイトなどの情報発信をより分かりやすく整えていきます。
2️⃣ 非対面製作体制の強化
遠方の方や通院が難しい方でも安心してご相談いただけるよう、遠隔カウンセリング+郵送による非対面製作体制をさらに充実させます。
3️⃣ QOLモニタリングの導入
装着後のフィードバックを定期的に収集し、「見た目」「装着感」「心理面」「生活動作」などの側面から評価を行う仕組みづくりを検討しています。
4️⃣ 医科・歯科技工の連携強化
形成外科医・乳腺外科医・技工士の三層連携を深め、地域ごとに支援体制を構築。今回の学会で出会った先生方とのネットワークを大切にし、より実践的な連携へとつなげます。
🙏 感謝とこれから
今回の学会を通じて、展示・講演・交流という三つの視点から多くの学びを得ることができました。
「技工士」という立場から見える現場の課題や、医師・看護師・患者さまそれぞれの想いを肌で感じられたことは、私たちにとって何よりの財産です。
これからも、技工という“ものづくりの力”で医療と社会をつなぐ架け橋となり、
患者さま一人ひとりが「より自然に」「より安心して」「より自分らしく」過ごせるよう支えてまいります。
✨おわりに
このたび展示・講演の機会をくださった学会関係者の皆さま、
そしてブースにお立ち寄りいただいた先生方・一般の皆さまに、心より感謝申し上げます。
私たちエピテーゼサロン綴は、これからもエピテーゼを通して、
“見た目の回復”だけでなく“心の安心”を届けられる活動を続けてまいります。
学会での経験を胸に、次のステージへ。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。



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