手の模型を3Dスキャンしてみた話

今日は、少し変わり種の作業をご紹介します。

下記の写真、人の手の石膏模型なんですが、これを展示用に3Dプリンターで造形したいと思い立ちました。
さて、どうやってスキャンしよう…?

最初に試したのは、口腔内スキャナー。でもやっぱり、顔や手などの大きな部位には向いてない…。
次に、ボディスキャナーで撮ってみたところ、これが正解!
全体の立体感やディテールもちゃんと取れて、3Dプリントに耐えるデータが得られました。

ただし、ここでもう一つの落とし穴。
この模型だけをそのままスキャンしようとすると、背景との境界が曖昧になってスキャン失敗するんです…💦

そこで試してみたのが、段ボール箱やティッシュ箱の上に模型を置く方法
これが思いのほかうまくいきました!
スキャナーが背景との境界を認識しやすくなることで、くっきりとしたスキャンデータが撮れるんです。

技工とデジタル技術の融合は、ほんとに奥が深いですね。
今回のデータは、今後の展示や教育ツールとしても活用していく予定です!

これをどうスキャンするか?!

汗だくになりながらなんとか解決!!

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すぎちゃん

杉本 雄二(すぎもと・ゆうじ)プロフィール
エピテーゼサロン綴 代表。
歯科技工士/日本歯科技工学会 評議員/技工士教育・研究開発にも精力的に取り組む。
1984年に富山歯科総合学院 歯科技工士科を卒業後、石川県立中央病院 歯科口腔外科に勤務。
1994年に歯科技工所「デントニウム」を開設、2003年には法人化。
以来、歯科技工だけでなく、再建医療・審美分野への応用技術に取り組み、
人工乳房・耳・指などのエピテーゼ製作やカスタム手術ガイドの開発も行っている。
■ 主な役職歴
• 2014〜2020年:石川県歯科技工士会 会長
• 2022年〜:石川県歯科技工士連盟 会長
• 日本歯科技工学会 評議員
• 第41回日本歯科技工学会 準備委員長
• 2016〜2018年:日本歯科技工士連盟 理事
■ 海外発表・国際活動
• 2013年:国際歯科技工学会(韓国)にて発表
• 2017年:ベトナム国際セミナー「歯科医療に貢献する歯科技工」参加
• 2018年:アメリカ審美学会(AEED)にて発表
• 2019年:台湾・台南歯科医師会総会に招待参加
• 2025年:国際歯科技工学会 ポスター発表(優秀賞受賞)
■ 特許・共同研究実績
• 2011年:歯科用インプラントに用いるジグ(特許取得)
• 2022年:指エピテーゼの関節機能に関する共同研究(国立石川高専)
• 2024年:人工乳房の開発(金沢工業大学と共同研究)
• 2024年:口唇口蓋裂患者向け、ホッツ床とエピテーゼ一体型新技術の開発
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「医療技術と美しさの両立」を目指して、患者一人ひとりのQOL向上に寄与する技工を日々探求中。
現在は、技工と形成外科・再建医療の融合分野にも取り組みながら、
後進育成や地域の医療連携にも力を注いでいる。

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