第34回日本形成外科学会基礎学術集会での講演を振り返って
先日、「第34回日本形成外科学会基礎学術集会」にて、講演の機会をいただきました。
このような貴重な場でお話しさせていただけたこと、改めて大変光栄に感じております。
講演後、学会事務局より当日のプロモーションビデオもお送りいただき、自分自身の発表を客観的に見返す機会を得ることができました。
映像を通して見る自分の発表は、当日その場に立っている時とはまた違った気づきが多く、非常に学びの多い時間となりました。
発表を映像で振り返って感じたこと
映像を見てまず強く感じたのは、「伝える」ということの奥深さです。
専門的な内容であればあるほど、どのような構成で、どんな言葉を選び、どの順番で話すのかによって、聴く側の理解度は大きく変わってきます。
自分では丁寧に説明しているつもりでも、
・少し早口になっていた部分
・スライドの情報量が多く、目が追いつきにくい場面
・強調したい点が十分に伝わりきっていない箇所
など、改善すべき点も多く見つかりました。
今後への課題と次につなげるために
今回の講演を振り返り、特に意識していきたい点は以下の3つです。
① 話すスピードと「間」の取り方
緊張もあり、全体的に少しテンポが早くなってしまっている印象がありました。
今後は、聴衆の表情や反応を見ながら、要点ごとに「間」を取り、より聞き取りやすい話し方を意識していきたいと感じています。
② スライド構成の見直し
伝えたい内容を詰め込みすぎず、
「1枚のスライド=1つのメッセージ」
という意識を徹底し、視覚的にも理解しやすい構成にしていきたいと思います。
③ 目線・姿勢・伝え方の意識
映像で見ると、思っている以上に「目線」や「姿勢」は印象に影響します。
しっかりと聴衆へ向き合いながら話すことで、より気持ちの伝わる発表につながると実感しました。

同じ学会の中での展示や関連発表について
今回の講演に関連して、同じ第34回日本形成外科学会基礎学術集会では、展示や他の取り組みについてもご紹介させていただいております。
🔗関連記事はこちら
▶ 第34回学会 展示・取り組みの様子
https://tsuzuru-kizuna.com/archives/339
▶ 学会参加レポート・展示報告
https://tsuzuru-kizuna.com/archives/326
▶ 研究・技術発表に関する取り組み
https://tsuzuru-kizuna.com/archives/313
これらはすべて、今回の学会に関連する内容をそれぞれの視点からまとめた記事になります。
講演だけでなく、展示や現場での反応もあわせて振り返ることで、より立体的に学会全体を思い返すことができました。
講演は「完成」ではなく「通過点」
学会での講演は、ゴールではなく、あくまでも「次への通過点」だと改めて感じています。
発表することで、自分たちの現在地が見え、課題が明確になり、次に挑戦すべきことがはっきりします。
今回得た反省や学びを一つひとつ積み重ねながら、
「より伝わる発表」「より実践に活きる発信」を目指して、これからも取り組んでいきたいと思います。
最後に
学会での発表や講演は、技術や成果を伝える場であると同時に、
自分自身を見つめ直し、成長させてくれる貴重な機会でもあります。
今回の講演を通して得た気づきを、今後の活動や発信、そして現場の仕事へとしっかり還元していきたいと思っています。
今後とも、どうぞ温かく見守っていただけますと幸いです。


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