今日は、少し変わり種の作業をご紹介します。
下記の写真、人の手の石膏模型なんですが、これを展示用に3Dプリンターで造形したいと思い立ちました。
さて、どうやってスキャンしよう…?
最初に試したのは、口腔内スキャナー。でもやっぱり、顔や手などの大きな部位には向いてない…。
次に、ボディスキャナーで撮ってみたところ、これが正解!
全体の立体感やディテールもちゃんと取れて、3Dプリントに耐えるデータが得られました。
ただし、ここでもう一つの落とし穴。
この模型だけをそのままスキャンしようとすると、背景との境界が曖昧になってスキャン失敗するんです…💦
そこで試してみたのが、段ボール箱やティッシュ箱の上に模型を置く方法。
これが思いのほかうまくいきました!
スキャナーが背景との境界を認識しやすくなることで、くっきりとしたスキャンデータが撮れるんです。
技工とデジタル技術の融合は、ほんとに奥が深いですね。
今回のデータは、今後の展示や教育ツールとしても活用していく予定です!
これをどうスキャンするか?!
汗だくになりながらなんとか解決!!
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