以前の記事でご紹介した、高校生による乳がん啓発の探究活動「ぷにっこマンモ」。
その後、先生より新たに嬉しいご連絡をいただきました。
エピテーゼサロン綴が開発した
「触診を疑似体験できる乳がん触診モデル」を、
高校生たちの発表ブースで一緒に展示していただけることになりました。
高校生の探究活動と、私たちが大切にしている
乳がん啓発・ブレストアウェアネス・アピアランスケアが、
このような形でつながっていくことを、とても嬉しく感じています。
▶ 前回の記事はこちら:高校生の探究活動「ぷにっこマンモ」に協力させていただきました
高校生たちの探究活動が、全国の舞台へ
今回ご連絡をくださったのは、福井県立大野高等学校 Teamまんもすの皆さんとともに、
乳がんの早期発見やブレストアウェアネスについて探究活動を進めておられる先生です。
生徒さんたちは、6月に開催される
「SDGs QUEST みらい甲子園 全国大会」に向けて発表準備を進められており、
さらに「全国高校生ボランティアアワード」のブース発表校にも選出されたとのことです。
若い世代が、自分たちの視点で乳がん啓発に向き合い、
「どうすれば同世代や地域の方に伝わるのか」を考えながら活動していること。
そして、その取り組みが全国の場で発表されることは、とても大きな意味があると感じています。
大野高等学校 Teamまんもすさんの活動
福井県立大野高等学校 Teamまんもすさんは、
「ぷにっこマンモ ~ゆるく触診☆キャンサーチェック~」というテーマで、
若い世代にも乳がんやブレストアウェアネスを身近に感じてもらうための探究活動に取り組まれています。
大野高校さんの資料には、AYA世代からの乳がん教育、早期発見・早期治療の大切さ、
そして従来のリアルな触診モデルでは
「人前で触りにくい」「体験しづらい」と感じる方がいることがまとめられています。
そうした課題に対して、誰もが気軽に触診体験へ関心を持てるように考案されたのが、
ゆるくかわいい触診体験モデル「ぷにっこマンモ」です。
福井県立大野高等学校 Teamまんもすさんの活動資料。
展示協力のご依頼をいただきました
その後、先生より新たにご連絡をいただき、
大野高校 Teamまんもすさんの発表ブースにて、綴の乳がん触診モデルを展示に活用したいとのご相談をいただきました。
生徒さんたちは、全国大会に向けた発表準備を進められており、
8月には東京都で開催される「全国高校生ボランティアアワード」でも、
探究成果をブース発表される予定とのことです。
対面で多くの方に「ブレストアウェアネス」について伝える機会に恵まれた中で、
触診を疑似体験できるモデルを一緒に展示したいとお声がけいただきました。
このご連絡をいただき、私たちも大変嬉しく感じました。
「触診モデルをお貸しする」ということは、単に展示物をお届けするということではなく、
高校生たちが伝えようとしている
“自分のからだに関心を持つことの大切さ”を、
より多くの方に体験として届けるお手伝いだと感じています。
ブレストアウェアネスとは?
ブレストアウェアネスとは、日頃から自分の乳房の状態に関心を持ち、
いつもの状態を知っておくことです。
「セルフチェックをしなければ」と身構えるのではなく、
着替えのとき、入浴のとき、鏡を見たときなど、
日常の中で自分のからだの変化に気づけることが大切です。
乳がんは、早期に見つかることで治療の選択肢が広がる場合があります。
しかし、若い世代にとっては
「乳がんは自分にはまだ関係ない」
「触診と言われても、何をどう確認したらよいかわからない」
と感じる方も少なくないと思います。
だからこそ、高校生たちが同じ目線で発信することには大きな力があります。
医療者や専門家からの言葉とはまた違う、
同世代だからこそ届く言葉があるのではないでしょうか。
綴オリジナル乳がん触診モデルについて
今回、展示にご活用いただくことになったのは、
エピテーゼサロン綴が開発した
綴オリジナルの乳がん触診モデルです。

高校生の皆さんの発信を通して、ブレストアウェアネスをより多くの方に知っていただくきっかけになれば嬉しく思います。
このモデルは、見た目だけでなく、実際に手で触れたときの感覚を大切にしながら製作しています。
乳房のやわらかさ、しこりに触れたときの違和感、
「いつもと違うかもしれない」と気づくきっかけ。
そうしたことを、言葉だけではなく
手の感覚を通して体験できるように考えています。
私たちは普段、人工乳房やシリコーンパッド、耳・指などのエピテーゼを製作しています。
その中で培ってきたシリコーン加工や形態再現の技術を、
乳がん啓発や教育の場にも活かせないかと考えてきました。
今回、高校生たちの発表ブースでこの触診モデルを展示していただけることは、
私たちにとっても大変ありがたい機会です。
「ぷにっこマンモ」と乳がん触診モデルが一緒に伝えること
高校生たちが取り組んでいる「ぷにっこマンモ」は、
乳がんやブレストアウェアネスを、より身近に、やさしく伝えるための探究活動です。
そこに、綴の乳がん触診モデルが加わることで、
発表を聞くだけでなく、実際に触れて感じる体験が生まれます。
「乳がん検診に行きましょう」
「セルフチェックをしましょう」
という言葉は、とても大切です。
しかし、言葉だけではなかなか自分ごとになりにくいこともあります。
実際に模型に触れ、
「しこりってこういう感じなんだ」
「日頃から自分の状態を知っておくことが大事なんだ」
と体験することで、記憶に残りやすくなります。
今回の展示が、ブースに立ち寄った方にとって、
自分自身や大切な人のからだを考えるきっかけになれば嬉しく思います。
高校生の発信だからこそ届く人がいる
私たちが日々サロンでお客さまとお話している中でも、
「もっと早く知りたかった」
「どこに相談したらよいかわからなかった」
という声をお聞きすることがあります。
乳がん術後の人工乳房やシリコーンパッド、アピアランスケアの情報は、
必要になって初めて探す方がほとんどです。
けれど本来は、病気になる前から、
自分のからだを知ること、相談先を知っておくことも大切です。
高校生たちがブレストアウェアネスをテーマに発表することで、
若い世代はもちろん、保護者の方、教育関係者、地域の方など、
幅広い方に届く可能性があります。
それは、医療やものづくりに関わる私たちだけでは届けきれない、
新しい形の啓発だと感じています。
ものづくりが、誰かの気づきにつながるように
エピテーゼサロン綴は、人工乳房やエピテーゼを製作するサロンです。
けれど、私たちが大切にしているのは、
単に「もの」を作ることだけではありません。
見た目やからだの変化に悩む方が、安心して相談できること。
必要な情報に出会えること。
そして、少しでも前向きな一歩につながること。
そのために、NPO法人tsuzuru-絆の会としても、
啓発活動や情報発信、地域とのつながりづくりに取り組んでいます。
今回の高校生たちとのつながりも、
まさにその活動のひとつです。
私たちの技術や製品が、高校生たちの発表を通して、
誰かの「知るきっかけ」や「行動するきっかけ」になるのであれば、
これほど嬉しいことはありません。
全国大会・ブース発表を応援しています
生徒さんたちは、全国大会に向けて発表準備を進められています。
また、8月4日・5日には東京都で開催される
「全国高校生ボランティアアワード」にて、ブース発表の機会もあるとのことです。
当日は多くの方とブースでお話しできる予定とのことで、
高校生たちの探究成果が、さらに多くの方に届くことを願っています。
綴オリジナル乳がん触診モデルも、
その場で少しでもお役に立てれば幸いです。
高校生たちが自分たちの言葉で伝える
「ブレストアウェアネス」。
そして、実際に触れて感じることのできる乳がん触診モデル。
この2つが一緒になることで、
乳がん啓発がより身近で、わかりやすいものとして届いていくことを期待しています。
綴はこれからも、知るきっかけづくりを応援します
エピテーゼサロン綴、そしてNPO法人tsuzuru-絆の会は、
これからも乳がん術後の方へのサポートだけでなく、
乳がん啓発やブレストアウェアネスの普及にも関わっていきたいと考えています。
人工乳房やシリコーンパッド、エピテーゼの製作を通して培ってきた技術を、
必要としている方への支援だけでなく、
教育や地域活動にも活かしていくこと。
それが、私たちらしい社会への関わり方なのかもしれません。
今回のご縁を大切にしながら、
高校生たちの活動を心より応援しています。
Teamまんもすの皆さま、先生方、
全国大会・ブース発表でのご発表が実り多いものとなりますように。
エピテーゼサロン綴へのご相談
エピテーゼサロン綴では、乳がん術後の人工乳房・シリコーンパッドのご相談、
耳・指・鼻などのエピテーゼ製作のご相談を受け付けています。
「まだ作るか決めていない」
「まずは話だけ聞いてみたい」
「術後の胸元の左右差や下着選びについて相談したい」
「人工乳房やシリコーンパッドについて知りたい」
そのような段階でも大丈夫です。
どうぞお気軽にご相談ください。
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※接客中・製作中など、すぐに出られない場合がございます。
