
エピテーゼサロン綴に保険会社の方がご来店くださりエピテーゼやNPO法人「tsuzuru-絆の会」の取り組みについてお話しする機会をいただきました。
私たちにとってエピテーゼは、日々の仕事の中で当たり前に向き合っている“身近な存在”です。
しかし一方で、一般の方々にとっては、まだまだ「聞いたことがない」「どこに相談すればいいか分からない」という存在でもあります。
今回の時間は、そのギャップを改めて実感すると同時にこれから何をすべきかを考える貴重な機会となりました。
「必要な方に、必要な情報を」どう届けるか
当日は、エピテーゼや人工乳房のことを今後どのように一般の方々にも知っていただくか
また必要な方へ必要な情報をどうしたら届けることができるのか、意見交換をさせていただきました。
特に大切だと感じたのは、情報が「ある」だけでは届かないということです。
本当に必要としている方ほど、治療や生活のことで頭がいっぱいになり、調べる余裕がない場合もあります。
また、外見の悩みは人に相談しづらく「検索すること」自体に抵抗がある方も少なくありません。
だからこそ、まずは知っていただくこと。
そして実際に見て、触って、体験していただく機会を増やしていくこと。
その大切さを改めて感じる時間となりました。
人工乳房と“支えのあり方”について
また、がん保険についてのお話の中では、人工乳房に対しても保険会社として金額の負担ができないか
そういった視点も含め、今後どのような支援のあり方が考えられるのかについても意見を交わしました。
外見のケアは、単に見た目を整えることだけではありません。
「外に出ようかな」「人に会ってみようかな」
そう思えるきっかけになったり、生活を前向きに整える支えになったりすることがあります。
人工乳房やエピテーゼの存在が、必要な方にとって“選べる選択肢”としてもっと広く知られるようになれば、安心できる人が増える。
今回の意見交換を通して、改めてそう感じました。
今後は「外見」だけでなく「健康」にも焦点を
さらに今後は、外見のケアだけでなく健康にも焦点を当てたイベントの開催についても企画を進めています。
当事者だけでなく、誰でも楽しく参加し情報が得られる場所を作れるように検討中です。
たとえば、気軽に参加できるミニ講座や体験会、相談会。
「ちょっと聞いてみたい」「少し触ってみたい」
そんな軽い入口があるだけで、情報との距離はぐっと縮まります。
保険会社の皆さまや美容サロンのオーナー様たちとも連携しながら、コラボイベントや啓発の場をつくり、より多くの方にエピテーゼやアピアランスケアを身近に感じていただけるよう取り組んでいきたいと思っております。
NPO法人承認という節目(tsuzuru-絆の会)
そして、2026年3月12日には、tsuzuru絆の会がNPO法人として承認されました。
この節目を機に、これまで以上に活動の幅を広げ必要とされる方へ情報や支援を届けられるよう努めてまいります。
“知らない”ことで選択肢が狭まってしまうことがないように。
“相談できない”ことで一人で抱え込むことがないように。
そのための仕組みや場づくりを、少しずつでも確実に進めていきたいと思っています。
これからも「見て、触れて、知る」機会を大切に
これからも、実際に見て触れて知っていただける機会を大切にしながら、地域の皆さまやさまざまな企業の方々とつながり、誰もが安心して相談できる環境づくりを進めていきたいと思っています。
情報が届けば、選べるようになる。
選べれば、安心につながる。
そして安心は、日常を前向きに過ごす力になる。
今後の新しい取り組みも、どうぞ楽しみにしていてください。
