
初めてのTOEIC受験|今の自分を知るために。“測る試験”として挑む
いよいよ今週末の日曜日、TOEIC試験を受けます。
「初めてのTOEIC」と聞くだけで、少し背筋が伸びるような気持ちになります。会場の雰囲気はどんなだろう、時間はあっという間に過ぎるのだろうか、リスニングの音量は聞き取りやすいかな、緊張して途中で集中が切れないかな…。考え出すと細かな心配は尽きません。でも、その一方で「ここまで準備してきた自分」を、ちゃんと認めてあげたい気持ちもあります。
この1ヶ月、コツコツと英語学習を続けてきました。
毎日完璧にできたわけではありません。忙しい日もあれば、疲れて集中できない日もあるし、思うように進まずに「今日はもういいかな」と投げ出したくなる日もありました。それでも、ほんの少しでも英語に触れる時間を作り、机に向かい、単語を見て、音声を聞いて、問題を解く。その小さな積み重ねを続けてきました。短い時間でも積み上げた事実は、きっと自分の中のどこかに残っているはずです。
ただ正直に言うと、「伸びている実感」はあまりありません。
問題を解いてもスコアが横ばいだったり、同じタイプの問題で何度もつまずいたりして、「本当に力はついているのかな?」と不安になることもありました。むしろ勉強すればするほど、できていない部分がよく見えてくる。理解したと思っていた文法が曖昧だったり、聞き取れたと思ったリスニングが実は雰囲気だけで拾っていたり。自分の弱点が浮き彫りになるたびに、気持ちが焦ってしまう瞬間がありました。
英語は短期間で劇的に伸びるものではない、と頭では分かっているのに、つい結果を急いでしまう自分もいます。
「せっかくやるなら、すぐに成果が見えたらいいのに」
「努力した分だけ点数が上がってほしい」
そんな気持ちが出てくるのは自然なことだと思います。けれど、英語は筋トレや体力づくりに近いのかもしれません。ある日突然“別人のようにできるようになる”というより、気づかないうちに少しずつ負荷に慣れて、少しずつ動きがスムーズになっていく。だからこそ「伸びている実感がない」という期間は、むしろ当たり前なのかもしれない、と最近は思うようになりました。
今回は「結果を出す試験」ではなく、“今の自分を測る試験”にする
今回のTOEICは、「結果を出す試験」というより、まずは“今の自分を測る試験”として臨みたいと思っています。
点数が良くても悪くても、それはスタートライン。今の自分の位置を知ることで、次にどこへ向かえばいいのかが見えます。もし思ったより点が取れなかったとしても、「ここが弱いんだ」と分かるだけで収穫ですし、逆に思ったより取れたなら、積み重ねが形になっている証拠だと思います。
TOEICは、ただ点数をもらうための試験ではなく、これからの伸ばし方を考える材料にもなります。
リスニングが弱いのか、リーディングの時間配分が難しいのか、語彙なのか、文法なのか。Partごとに傾向も違うし、苦手の種類も違う。自分が「何でつまずくのか」「どこで時間が溶けているのか」「どういう問題で落としているのか」を把握できれば、次の1ヶ月、次の3ヶ月の勉強が変わります。漫然と同じことを繰り返すより、弱点が分かった方がずっと前に進めるはずです。
本番の空気を経験することも、大切な目的
今回の受験で得たいのは点数だけではありません。
「本番の空気を経験すること」も大切な目的です。家で解くのと、本番の会場で解くのでは、集中の質が違います。周りの鉛筆の音、ページをめくる音、時間のプレッシャー、リスニングで一度聞き逃したときの焦り。そういう“本番ならではの要素”を体感できるのは、初受験の特権でもあります。うまくいかなかったとしても、「本番ってこういう感じなんだ」と知ること自体が次につながります。
当日は「いつも通り」を出すための小さなルールを守る
当日を想像すると、やっぱり少し緊張します。
でも緊張するのは、ちゃんと向き合っている証拠でもあります。大事なのは、緊張を消すことではなく、緊張したままでも“いつも通り”を出すこと。そのために、当日はやることをシンプルに決めておこうと思います。
- 会場には早めに着く
- 開始前は深呼吸して焦らない
- 分からない問題に固執しすぎない
- リーディングは時間を意識して一定のペースで進める
- 完璧を目指して止まるより、最後まで走り切る
小さなルールを守るだけでも、本番の崩れ方は変わるはずです。
点数は「評価」ではなく、次に進むための「記録」
今回の試験を「評価」ではなく「記録」にしたいと思っています。
点数が自分の価値を決めるわけではないし、今日の点数が未来を固定するわけでもありません。今の自分の状態を映す“ひとつの写真”のようなもの。そこから何を読み取って、どう改善していくかが本当の勝負です。もし思うようにいかなくても、「次はこうしよう」と言える材料を持ち帰れたら、それは前進です。
最後に
初めてのTOEIC。今の自分の力を、そのまま出し切ってきます。
結果に一喜一憂しすぎず、現実を受け止め、次の行動につなげる。学びを続けるためのリズムを崩さずに、次の一歩を踏み出す。そのための試験にしたいと思います。
日曜日、落ち着いて会場に向かい、最後まで。
この経験を、必ず次につなげていきます。

